院長 岡田 隆英

真言宗豊山派 糸満長谷寺 副住職 鍼灸師 厚生労働省認定
【はり師 登録番号173049】【きゅう師 登録番号172548】
クラニオセイクラルセラピスト (頭蓋仙骨療法士)

沖縄に移住をして

平成24年より糸満長谷寺にて副住職となりました。葬儀・法事や地鎮祭などとは別に、観音様を見習って世のため人のため何かできないか、そう考えていると良いご縁が巡ってきました。

師匠との出会い

神奈川県藤野にて長年開業されている鍼灸師の原田修観先生との出会いがありました。原田先生の治療はそれまでの鍼灸のイメージを一変させるような心地良い感動的なものでした。これほど奥深い道なのかと尊敬と希望を鍼灸の世界に感じ、先生からの勧めもあり、弟子入りすることになりました。
ある日、師匠に付き添ってある高齢の女性宅へ往診に伺った時のことです。腰を痛めて動けない女性を先生が鍼で起きられるようにして、私が2階のトイレへおぶって運び、再びベッドまでなんとか戻ることができました。普段、お葬式などで亡くなった方の元へ行く私にとってはとても新鮮な体験でした。どんな年齢でも、どんな病気でも、こうして懸命に生きている生命に出会い感動したのでした。
師匠のもとへ通いながら学校に在学卒業し、学校では生理学・解剖学をはじめ、鍼の刺激によって痛み止めの効果がある脳内物質がでることなど、科学的な側面からも興味深い話を多く学ぶことができました。

鍼灸に救われて

私が鍼灸の効果を最初に確信したのは、それまで長年の偏頭痛、冷え性、疲労感や肩こりなど生まれつきの自分の体質と思い込んで付き合ってきた症状が1年間ほどの鍼灸治療で治ってしまった経験にあります。その後、治療師になって患者さんの体質改善にも携わる中で、鍼灸に対する大きな信頼が生まれていきました。鍼灸の面白さを特に感じているのは、書物を通して中国古代よりの名医たちの経験と英知に触れること、そして日本古来より名医達がこの土地の風土に合わせて創意工夫してきた技術と経験を今に活かしていくことです。